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唐紙

最近 大切にしているもの
それは文様です

文様は世界各国にあり
シルクロードを渡って伝えられた世界的背景のあるもの
そして日本独自に洗練されたもの


普段 何気なく眺めていた
寺院や茶室などの襖にも、そんな文様が使われています。

ちょっとしたご縁から、京都に江戸時代から伝わる京唐紙と出会いました。



唐紙は和紙に雲母(キラ)や絵具を使って、文様を版画したものですが
火事などで板木が燃えてしまい
今では唯一、唐長さんだけが受け継いでおられるようです。


文様には、それぞれに意味があり
多くは縁起の良いものですが
古くから多くの人によって、大切に受け継がれ続け
山や川、空、木々の色など、自然や植物を映したものが多く
どこか庭をつくる仕事に通じるものを感じています。

また版画の様子が、日本画を描くのと似ていることも
興味深く感じたことの一つです。
そして何よりも、古くから伝わるものに触れられることを幸せに思います。


自分が大切に思える 身近に置いておくと安心できる
自分をつくる物や場所などが
少しずつ増えてきたように思います。

身につけるものも もちろん大切なものの一つですが
最近になって選ぶということが
明確になってきたようにも感じます。




モザイクやタイルのような幾何学的魅力
連続性から幸せが四方八方に繋がるともされる文様
自然や植物と繋がるだけでなく、人と人とをも繋ぐ文様

お庭もそんな文様のように
様々な幸せが広がり続ける場になるよう願い
人と人とのご縁も途絶えることのないように願います。






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at 23:50, u-ito, アートの話

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