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神戸の庭 -夏 2015-

暦の上ではもう秋ですが
まだまだ暑さの厳しい日々です。
植物にとっても過酷な季節
毎日のお水やりがかかせませんね。


こちらは植栽後2年が経過し、3度目の夏を迎えたお庭です。
シーズンごとに株を大きくし全体的にボリュームアップ
植物のみの目隠し効果も出てきました。





白が基調のお庭において、夏を飾る白花はノリウツギです。
アジサイやノリウツギも品種違いにより、少しずつ開花時期がずれていて
長期間にわたり順に花を楽しめます。





少し前までラベンダーが満開だった南側スペース。
昨年の春より植栽し始め、こちらも植物それぞれが落ち着いてきました。









早春は原種のチューリップやクロッカス、プシキニアなど球根の花を
春本番は多年草や木々の花を楽しみます。
そして夏はギボウシをはじめ、植物の葉色を愛で
グラス植物が風にそよぐ秋を迎えます。



マウンテンミント と カシワバアジサイ’スノーフレーク’
とても涼やかな印象の組合わせです。
マウンテンミントの薄紫の花は小さくて目立ちませんが
シルバーグリーンの葉がとても素敵で大好きな植物です。





まもなく西側の斜面を飾るグラス植物たち
どれも大株になってきました。









白が基調のお庭ながら、晩夏から秋にかけては
ルドベキアやサルビアなど原色の花が色取ります。

厳しい暑さをものともせず、元気な姿を見せてくれる
ルドベキア・フルギダ ’ゴールドスターム’
昨年より株が広がりお庭での存在感が増してきました。





植物好きなお客様が植えておられた沢山の植物を
移植したり、整理撤去し、また新たな植物と組合わせ
一年を通し少しずつ手を入れながら、徐々に全体をつくっております。


北側のお玄関周辺も既存の植物を整理しながら
以前は花壇ますのように並べられていた石を据え直して
柔らかなイメージの園路へ。
涼しくなったら更に植物を加えます。





お庭に伺うたび、植物の成長や変化を確認でき
また同時に季節の移ろいを実感します。

お庭それぞれの環境や、植物の個体差によって成長の仕方は様々で
上手くいかない場合もあれば、想像を超える美しさに
とても感動する時も。
そのどれもが素敵な体験や出会いで
植物に携わる仕事においての醍醐味だと思っています。

人それぞれに感じ方は様々ですが
私が感じた素晴らしさを
植物を通じて少しでもお伝え出来れば嬉しいです。






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at 21:17, u-ito, お庭の話

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