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植栽を終えて -東近江の庭-

前回に続き、このたびは植栽後の様子を。

植栽後、手入れ管理を含めたご依頼が殆どですが
このたびはお客様が全てを楽しまれることから
繊細な性質のものや、成長が早いものを避け
出来る限り手を入れやすい植物に絞りました。

また白の植栽というご指定
西面、南面で日当たりと西日がきつい条件で
種類がありきたりになってしまいがちですが
多年草との組合わせにより、このお庭ならではの楽しみが出来ればと思っております。







建物西側のこちらは、車3台分の駐車場と倉庫スペース
土間が敷地の殆どを占めます。

厳しい暑さに耐え、自然な雨の水分で成長可能な
グラス植物を中心に多種を組み合わせています。





敷地の中ほどの門柱には
これまで建物に取り付けられていたインターフォンをサインと共に。
ポストもすぐ側に設置し、オープンですがプライベート空間が明確になりました。





さらに疋田石の階段がプライベート空間との切り替えに。





天然石で設えた門柱や階段周辺がお庭のポイントでもあります。





南側のお庭空間のうち
このたびは手前半分をアプローチと共に植栽しております。

後々隣地側にフェンス等の壁面ができると
空間が明確になり、植物もより映えてきます。










このたびは駐車場とアプローチ 機能面で必要なスペースの作成でしたが
用途を満たすだけでなく、お庭としての楽しみも味わっていただけましたら嬉しいです。

樹木は落葉が殆どですが、低木、下草は常緑のものを合わせていますので
寒い時期も緑を楽しめます。


ポスト用のポールを設置



門柱石積みの上にはハーブを。
触れるたびに香り立ち、ベルを鳴らすお客様をももてなします。

そしてお子様の楽しみのためには、一番手軽なワイルドストロベリーを。
日々 実が大きく、そして赤くなるのを楽しみにして下さっているようです。
その他にも少しですが食べられる植物を植えさせていただきました。









これから楽しませてくれる ノリウツギ





花を愛でるというよりは、緑を楽しむお庭で
同じような植物でも、葉の色や形の違いを楽しんでいただければと思います。
グラス植物だけでも、イネ科のもの、カヤツリグサ科のもの、穂を楽しむもの
葉の大きさ、色など様々です。

建物のボリュームに見合う、大きく成長した樹木の株元をしめるため
殆どのお庭において、出来る限り初めから大株のものを植えます。
本来はまだ小さな株を植えて、お庭で大きくする方が良いのですが
お庭全体のバランスとスケール感を把握するため
可能な限り大株を選んでいます。






今年初めての夏を迎えますので
梅雨明け後のお水やりが大変ですが
植物の成長にとって、お水は一番重要な要素です。

植物と関わることにおいて、初めは戸惑うことも多いでしょうが
まずは観察することから始めていただけるといいですね
葉に穴が開いていたり、色が変わっていたり・・・
困っている時は、何かしらのサインを出していますから。





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at 23:48, u-ito, お庭の話

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